先生のおはなし

連載コラム「ドラえもんのポケット」

その67 新聞に載りましたの巻


 こんにちは、僕ドラえもん。暑かった夏も過ぎて日一日と涼しくなっていっているけど皆さんは元気? 少し前だけど、藤田先生が神戸新聞で連載中の記事「兵庫人挑む」の取材を受け、掲載されました。「そんなに記事ほどは立派じゃないんだけど」と先生は多少テレ気味。でもせっかくの機会だからその記事を紹介するね。本来の記事は先生の笑顔の写真つきです。



2008/08/10:神戸新聞「兵庫人」


ドアノブクエスチョン―。神戸大では松尾(神戸大学小児科教授)の五年後輩に当たり、西脇市で小児科医院を開く藤田位(たかし)(55)は、治療が終わって診察室を出る直前、患者が発する言葉にしっかりと耳を傾ける。

 「医師を前にすると母親たちは緊張する。ドアノブに手を掛け、診察室から出ようとするとき『先生、実は…』で始まる問い掛けにこそ大事な情報が含まれている」。待合室に戻った後も看護師が必ず声を掛けるようにしている。

 患者側とのコミュニケーションを、藤田は常に心掛けてきた。十五年前の開業以来、続けている母親たちとの交換ノートには、体温や食事のメニュー、服用した薬など病気の子どもに関するデータが細かく記されている。夜中に高熱を出したわが子の容体を六ページにわたって報告した人もいた。

 「気付いたことは、どんなにささいでも書き留めてもらう。成長過程や体調変化が詳細に記録された、いわば第二のカルテなんです」と藤田。優に二万冊は配った。「将来、このノートを見た子どもたちは、注がれた愛情の大きさを感じるに違いない」

実際の記事はこちらを参照ください。 



 「多少は乱筆でも出来るだけノートに記載しようと思っています。今後とも大いに利用してください。」って先生からコメントをもらいました。


ドラえもん



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