兵庫県西脇市にある小児科医院。予防接種、乳幼児健診など。「子どもが子どもらしく育つ環境づくり」に積極的に取り組みます。
皆さん今日は、僕ドラえもん。過酷な夏のせいか、最近先生の体型がちょっと変わってきているんだ。食事量を減らしたとかで、以前過酷な運動をしていたころの体重に戻ったって喜んでいる。半年後の先生の体重が楽しみだね。 さて今回は子どもの気になる心のサインについてのお話。子どもは言葉じゃ上手に自分の気持ちを伝えられないから、体や行動の異常で自分のストレスを表現しているんだ。これを「からだことば」というんだよ。ぎりぎりのところでやむにやまれず挙げた危険信号ってところ。少し挙げてみるね。
1)痰が出ない咳をよくする 2)呼吸が速くなり息苦しくなる
1)吃るようになった 2)特定の場所でだまってしまう 3)子ども返り(幼児語を使う)
1)頭の毛を抜く 2)口の周りを舌でなめる 3)爪をかむ 4)特定の場所をかきむしる 5)ひどい指しゃぶり 6)タオルや毛布などの特定のものに執着する
1)食べない、吐く、やせ願望 2)変ったものを食べる、盗んで食べる、極端な偏食になった 3)過食する、肥満 4)ゆっくりしか食べられない 5)硬いものをかまなくなった
1)回数が増えたため、パンツをぬらしてばかりいる 2)知らない間に出たウンチでパンツを汚してしまう 3)腹痛や下痢を繰り返している
1)弟や妹をいじめたり、親に反抗的になった 2)母親べったりになった 3)友達と遊べなくなったり、ひどい人見知りが始まった 4)他人に対し無関心になった
まだほかにもたくさんあるよ。こどもたちは精一杯の信号を出して大人たちに気づいてもらいたがっているんだね。どんな病気でもそうだけど、早く対処できれば早く立ち直れる。こんなぎりぎりのサインに気づいてあげるのが親の役目。でももしかしたらその親たちも疲れていて前が見えなくなってしまっているのかもしれない。そのためにも常に地域で見守ってあげていて欲しいと先生は言っていました。 |
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ドラえもん |