兵庫県西脇市にある小児科医院。予防接種、乳幼児健診など。「子どもが子どもらしく育つ環境づくり」に積極的に取り組みます。
皆さんこんにちは、僕ドラえもん。あれだけ暑かった夏も過ぎ、ようやく涼しくなってきたけど、無事に乗り越えられた? 今回はコマーシャルからさせてね。西脇市医師会は西脇小児医療を守る会をはじめ地域の方々と一緒に医療崩壊問題に取り組んでいるのは皆さんもご存知だと思います。その活動が本になりました。城西大学の伊関友伸先生が書かれた「まちに病院を!住民が地域医療をつくる」に詳しく書かれています。先生のことも書かれていますので、一度皆さんも見てくださいね。岩波ブックレットからでています。 さて、今回は医療問題検討会の今年の活動について先生から聞いてきました。
《藤田先生から一言》 「昨年は市民フォーラムや病院フェスタにご協力くださりありがとうございました。今年は10月に医療再生月間と銘うってなにか催し物をと検討してきました。まず最初は昨日10月3日の市民フォーラムでした。参加くださった方々に感謝申し上げます。地域の住民の支えで、西脇病院の崩壊はとりあえず免れました。西脇病院に行くと、勤務されている医療従事者の顔は昨年の疲弊しきったものと違って、和らいでいるのが実感されます。また新しい研修医もこの4月からやってきたし、来年の4月にはもっと多くの研修医がくると聞いています。若い医師にとっても、西脇病院や西脇市が魅力あるものになってきたのだと思います。でも楽観は許されません。まだまだ医療崩壊の影は根強く残り、安全水域には達していません。なぜなら昨年は2年前と違い、医師の数は増え収益も増えたけれど、病院の赤字が解消されたわけではないのです。またモンスターペイシェントといって、無理難題を医師に押し付けて文句を言うだけでなく、暴力をふるう患者もこの西脇市内にいなくなったわけではありません。その証拠に西脇病院ではその対策室ができたくらいです。今後も市民フォーラムは続けますので、今年参加されなかった方は来年はぜひご参加くださいね。 そして医療再生月間第2弾は10月17日(日)に開催される第2回病院フェスタです。昨年は少し肌寒い季節に開催されましたが、市民の方や病院関係者の熱気で寒さも吹っ飛んでいたのを思い出します。今回の目玉は、冒頭にドラえもんが話していた伊関友伸先生の講演です。病院の講堂で開かれますが、市民の方にもわかりやすい話をされますので、ぜひご参加ください。会場をいっぱいにしましょう。入場料は無料で、予約も要りません。その他にも、昨年ほどではないですが、いろんなイベントやアトラクションがあるときいています。西脇市民みんなで盛り上げてください。 「病院は宝」この気持ちは皆さんも変わらないと思います。このような催し物を通してこの気持ちを忘れることがないように、市民活動を盛り上げたいと私たち医療問題検討会では考えています。」 |
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ドラえもん |